【10月特集】はたらくモチベを上げる目標設定のコツ
目標設定は「苦手」「面倒」と感じる方も多いのではないでしょうか。 ですが、実は目標を明確にすることは、自分らしい成長や働きやすさを実現するためにとても大事な作業です。 この記事では、「Will・Can・Must」で自分らしく目標を考えるやり方に加え、ビジネスで広く使われている目標設定のコツ「SMART」のフレームワークをご紹介します。 目次 Will・Can・Mustで自分らしい目標設定 目標達成するためのコツ 関連資料 1. Will・Can・Mustで自分らしい目標設定 目標をどのように考えて良いか分からない方へ、 Will・Can・Mustで分けて考えてみると分かりやすくなります。 ■ Will(自分のやりたいこと・なりたい姿) 自分の強みや興味があること、2,3年後になりたい自分の将来像を棚卸し、 自己理解を深めましょう。 ■ Must(組織やチームの目標) 組織やチームの目標を理解し、自分の役割や貢献できることを考えます。 やるべきことはチーム全員で意見交換をして一体感を高めましょう。 ■ Can(自分が改善すべき点・伸ばしたい点) 評価基準を分解し、自分が苦手なことやさらに伸ばしたい分野を明確化しましょう。 他己評価やチーム・上司からのフィードバックも自己理解の材料になります。 2. 目標達成するためのコツ 目標設定では、以下のような失敗がよくあります。 よくある失敗とその対策をお伝えします。 よくある失敗と対策 目標が曖昧だと行動につながらない →「何を」「いつまでに」「どのように」達成するかを明確に 高すぎる目標はモチベーション低下の原因に →現実的なステップに分解し、達成感を積み重ねる 目標を立てっぱなしにしない →定期的な振り返りや進捗確認を習慣化 さらに、目標達成を実現可能にするためには、 目標を明確にし、実現可能にしていくために「SMART」というフレームワークを活用すると良いです。 目標設定のSMART Specific 具体的である 誰が読んでも分かるように具体的な表現や言葉で書き表す Measurable 達成できたかを計測できる 目標の達成度合いが本人も、チームや上司に報告する時も分かりやすくなるよう内容を定量化して、進捗管理しやすくする Achievable 十分に達成可能である 希望や願望だけでなく、現実的に達成できる内容かどうかを確認する Relevant 関連性の高いものである 自身が設定した目標は、組織やチーム全体の目標とも関連しているか確認する Time-bound 期限が定められている いつまでに目標達成するのか、その期限が設定されているかを確認する SMARTで目標設定を行う例 例1:効率化したい 例2:昇進したい Specific 具体的である 今年度末までに、申請内容処理の所要時間を短縮する 1年後、現在の課で係長に昇進する Measurable 達成できたかを計測できる 処理時間を20%削減する 昇進するために必要になるとなる条件があれば設定する Achievable 十分に達成可能である 現状120分→100分にするのは可能か? 来年度という期限内に必要条件を満たせるか? Relevant 関連性の高いものである 業務負荷軽減は、組織目標の生産性向上につながっているか? 自分のキャリアを実現すると会社・組織の方針とどのように貢献されるか? Time-bound 期限が定められている 「今年度末までに達成」など期限を入れる。 「半年後の人事評価面談で」など期限を明確に。 目標 今年度末までに、書類処理の所要時間を60分から48分に短縮し、効率化20%を達成する 半年後の人事評価面談までに、昇進要件の資格を取得し、上司への昇進希望を正式に伝える 目標設定は「自分らしい働き方」への第一歩です。 目標設定は、「上から与えられるもの」ではなく、自分のやりがいや成長、 キャリアと紐づけて考えることで、働きやすさやモチベーションアップにつながります。 ぜひ前向きな気持ちで、目標設定を行いましょう。 3. 関連資料 ▶▶【🎥動画】目標設定を「苦手なもの」から「働きやすくする手段」に変える方法はこちら ▶▶【📝記事】目標設定を設定するコツ はこちら ▶▶【毎月の特集記事】バックナンバー はこちら